北海道・洞爺湖観光のおすすめ情報|名所にアクティビティ、レストランも!【心解き放つ旅】

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明日の乾癬 by UCBCaresが提供する「暮らしのヒント」では、VELTRA(ベルトラ)とコラボレーションし「心を解き放つ旅」をテーマに、ポジティブマインドになれるお薦め旅行先をセレクトしてお届けします。今回の旅は「北海道・洞爺湖観光のおすすめ情報|名所にアクティビティ、レストランも!」です。

洞爺湖と聞くと2008年の北海道洞爺湖サミット(第34回主要国首脳会議)を思い出す人も多いのではないでしょうか。洞爺湖は約11万年前に起きた巨大な噴火の跡に水が溜まってできたカルデラ湖で、周囲約43kmと国内で3番目に大きいといわれています。活火山により上質な温泉が湧く温泉リゾート地としても有名で、四季折々の風景を楽しめる最高の観光スポットです。この記事では、洞爺湖にまつわるアイヌの伝説やおすすめの観光情報を紹介します。

洞爺湖にはホヤウカムイというヘビが住んでいた?

無人島・中島とは

洞爺湖の真ん中には大島、弁天島、観音島そして饅頭島の4つの島があり、上空から見るとドーナツのような円形になっています。4つの島は中島と呼ばれ、約5万年前の噴火活動でできた溶岩ドームから形成されたといわれています。

中島のうち、主に観光客が訪れることができるのは一番大きな大島。夏季(4月下旬~10月末日)は、遊覧船「エスポワール」で上陸することが可能です。弁天島、観音島は大島のすぐそばにあり、2つの島は砂州でつながっています。南西にある小さな饅頭島はマムシがいるという言い伝えがあり、4つの島のうち唯一通年上陸不可となっています。

大島には森林博物館、ジンギスカンやうどんなどの軽食も食べれる売店もあり、さらにゲートを通過すると島内を散策することもできます。またエゾシカが大繁殖していることでも有名で、大島の目玉のひとつとなっています。もともと生息地ではなかったのですが、1950年代にエゾシカが持ち込まれ、そこからどんどん繁殖が進み、その数は200頭~400頭にまで。なかには「なっちゃん」「じゅんこ」の名前で親しまれている人懐っこいエゾシカもいます。

伝説

アイヌの伝説の中で、洞爺湖にはかつて「ホヤウカムイ、またはオヤウカムイ(他説ではラブシ・オヤウ)」という翼の生えた大蛇がすんでいたとの言い伝えがあります。いくつか説はありますが、ある時ホヤウカムイが放つ悪臭で疫病(天然痘)を流行らせた疫病神を追い払ってくれたことから、人々は流行病があるとホヤウカムイに酒を捧げて平穏を祈っていたとのこと。以来ホヤウカムイは洞爺湖の守り神とされ、洞爺湖温泉では「洞龍(トウロン)くん」とよばれる竜がマスコットキャラクターになっています。数々の言い伝えから洞爺湖はパワースポットとしても人気があるので、訪れたらぜひパワーを感じてみてください。

洞爺湖の有名スポット

サイロ展望台

洞爺湖に来たら絶対に外せない絶景スポットがサイロ展望台です。洞爺湖の西側にあり、洞爺湖温泉街から車で約15分でアクセスできます。洞爺湖の大パノラマを見渡すことができ、さらに有珠山、昭和新山、晴れれば北海道の富士山(蝦夷富士)とよばれる羊蹄山を一望することができます。さらにジンギスカンなど北海道のグルメが食べられる展望レストランや、洞爺湖キャラメルプリン、白雪みるくぷりんなどを買うことができるお土産屋さんも必見。展望レストランは約200席もある大会場で団体旅行でも利用可能となっており、一週間前までに予約すると新鮮な牛乳を使ったキャラメルやチーズ、アイスクリーム、ピザ作りなどを体験することができます。子供も楽しめるので、修学旅行や親子連れには特におすすめです。

https://toyako.biz/

洞爺湖有珠山ジオパーク

洞爺湖と、洞爺湖の南にある有珠山を中心につくられた、主に火山について学べるジオパーク。有珠山は約30年に1度の頻度で噴火している活火山で、1663年以降は計9回の噴火を起こしました。噴火は暮らしに大きな影響があるものの、有珠山は縄文時代から人々と上手く共生してきた世界でも貴重な土地です。被害を受けた建物は今もそのまま「災害遺構」として残され、認定された火山マイスターから火山の威力や防災について学ぶことができます。一方で日当たりが良い斜面や火山灰を含んだ水はけの良い土壌、ミネラル豊富な水は今も洞爺湖に住む人々に多くの恵みを与えていて、公園内ではジオパーク産の材料を使ったジオパークホットサンドを食べることもできます。火山の影響を語り継ぐだけでなく、魅力についても楽しく知ってもらうジオパークの取り組みが評価され、洞爺湖有珠山はユネスコ世界ジオパークとして認定されました。

https://www.toya-usu-geopark.org/

温泉

洞爺湖の温泉は1910年に起きた四十三山(有珠山の寄生火山)の噴火に伴い湖で42℃の湧水が発見されたのが始まりとされており、2010年には温泉リゾート地として100年を迎えました。天然温泉としては起源の詳細がわかっている希少な温泉資源で、2000年の有珠山噴火によって湧出量も増えたといわれています。泉質のナトリウム・カルシウム-塩化物泉傷は冷え症、皮膚乾燥症などに効果があり、PH値が化粧水とほぼ同じといわれるほど肌に優しい湯質。2003年には気軽に楽しむことができる手湯が10か所につくられ、さらに洞爺湖の景色や花火を見ながら楽しめる足湯も2か所つくられました。

■ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート

和モダンなデザインで部屋は全てレイクビュー、ロケーションも抜群のホテルです。コンセプトは「“便利で選べる” 自由な過ごし方のできる温泉リゾート」。コンセプトの通り館内には様々な施設が揃っており、エステや貸切風呂、セレクトショップ、ギャラリー、スポーツ観戦ライブカフェ、さらにペットと楽しめるペットショップやペットレストラン、愛犬と泊まれるワンちゃんルームやドッグランもあります。温泉は天空露天風呂や、洞爺湖のパノラマビューが楽しめる大浴場、そして昭和の銭湯をイメージした遊び心のある銭湯の3施設。レストランも絶景とともに楽しめるビュッフェや高級感あるフレンチ、個室の和食会席があり、まさに訪れる人が思うままに充実した時間を過ごせるリゾートです。

https://nonokaze-resort.com/

■ゆとりろ洞爺湖

女将さんのこだわりのデザインが反映されている、竹の庭に作られた露天風呂や北海道の御影石を使った大浴場は必見。さらにとうやこ和牛や地元の有機野菜を使った上質な料理を味わうことができます。犬と一緒に宿泊できる部屋も用意されているので、愛犬と旅行を考えている方にもぴったりの旅館です。

https://www.yutorelo-toyako.com/

■足湯ポケットパーク「薬師の湯」

日帰りで洞爺湖に来る人も、足湯で洞爺湖の温泉を味わうことができます。薬師の湯に隣接する湯前薬師如来堂では、温泉につけると占いが浮き上がるおみくじがあります(1回200円)。お願い事をしながら足湯に浸かってみてはいかがでしょうか。

洞爺湖のおすすめアクティビティ

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遊覧船

展望台から見る洞爺湖の景色も美しいですが、やはり洞爺湖をじっくりと満喫するなら洞爺湖汽船がおすすめです。夏季は中島へ上陸し、森林博物館やエゾシカを見ることができます。

■夏季(4月下旬~10月末日)

運行時間:9:00~16:30(30分ごと)

所要時間:中島で下船する場合は約80分、下船なしの場合は約50分

■冬季(11月~4月初旬)

運行時間:9:00~16:00(60分ごと)

所要時間:約45分(中島での下船は不可)

■料金

一般:大人 1,420円、小人710円

花火鑑賞船:大人 1,600円、小人800円

※4月28日から10月31日まで運航、 出航は20:30頃

■エスポアール

中世のお城をイメージしたメルヘンな外観の遊覧船。「多目的アミューズメントシップ」となっており、1階の大理石模様のメインフロアは食事も楽しめるようにテーブルがあり、2階はシックなインテリアでコーヒーショップもあります。合計700名の乗船が可能となっている大型客船で、5名以上の利用であれば電話で事前予約をすればお弁当を注文することも可能です。

ヘリコプタークルージング

洞爺湖と中島のドーナツ型を上空から見たい方は、ワンランク上の体験としてヘリコプタークルージングがおすすめ。サイロ展望台発着で、2名以上3名以下で搭乗することができます。当日の申し込みも可能なので、天気がよかったらぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■洞爺湖コース(約3分) 大人5,500円、小人5,000円

■中の島コース(約6分) 大人10,000円、小人9,000円

■噴火口コース(約12分) 大人20,000円、小人18,000円

https://www.tenkunotabi.com/lineup/hokkaido.php

洞爺湖温泉冬まつり

例年2月上旬に開催され、期間中は毎日20:30から7分間、洞爺湖で打ち上げ花火を見ることができます。ローカル食材を使った北海道グルメやスノーチューブコーナー、雪玉のストラックアウトやお菓子まきも行われます。寒さが心配な北海道でも、上質な洞爺湖の温泉や足湯で温まりながら花火を見ることができるので安心して満喫できますよ。

■雪で遊べるイベント

洞爺湖温泉冬まつりとは別に、2月上旬にはとうや冬祭りが開催されます。ビンゴなどのお祭りらしい企画や屋台、雪で作られた大きな滑り台をそりで滑ることもできます。特に子供連れには嬉しいイベントです。

■花火

ロングラン花火大会は洞爺湖名物といわれるほど、毎年注目されるイベントです。なんと期間は4月末から10月までの約半年間。期間中は毎晩450発の花火が打ち上げられ、遊覧船に乗って湖上から見たり、温泉街の露天風呂から贅沢に花火鑑賞することももちろん可能。洞爺湖温泉冬まつりでも毎晩花火が打ち上げられるので、期間中に洞爺湖に来たら夜の花火は要チェックです。

カヌー(カヤック)

洞爺湖ではカヌーを楽しむことができ、最近は透明のカヌーで水中を見ることができるクリアカヌーもあります。カヌーツアーによっては夏季限定で「みずうみテラス」へ行くことができます。みずうみテラスは、亀岩とよばれる大きな石がわずかに湖面上に浮かび上がり、人が立つことができる注目のスポット。まるで水の上に立っているような神秘的な写真を撮ることができるため、フォトジェニックスポットとしても人気が高いです。

洞爺湖のおすすめ食事スポット

ユカナ

洞爺湖の湖畔にある古民家カフェ。グリーンカレーやフォーなどのエスニック料理を中心に、マンゴープリンタルトやいちごのレアチーズケーキなど、季節に合わせたスイーツも好評です。店内も落ち着いた雰囲気なので、一息つくのにぜひ立ち寄ってみてください。営業時間は12:00〜16:00で、定休日は毎週金曜日となっています。

望羊蹄

1946年から続く老舗洋食店です。洞爺湖周辺のレストランの中でも特に人気が高く、リピーターも多くいます。昔ながらのレトロな雰囲気が漂う店内で、人気メニューはハンバーグステーキやホタテのマカロニグラタンなど。営業時間は11:00~15:00と17:00~20:30で、不定休なので訪れる際はお店に確認しましょう。

わかさいも本舗

洞爺湖の名物、わかさいも。お芋は使われておらず、大福豆を使用した白餡を砂糖醤油で焦がした生地で包んでいます。お土産に必ず買って帰りたい北海道菓子のひとつです。温泉街にある本舗では、このわかさいもを揚げた「いもてん」を食べることができます。不定休で、営業時間は9:00〜19:00です。

https://www.wakasaimo.com/shop/toyakohonten/

岡田屋

洞爺湖を訪れる多くの観光客が「白いおしるこ」を食べに立ち寄る、創業60年の人気店です。白いおしるこは地元産の大福豆と北海道牛乳を使用しており、数々のTVやメディアでも取り上げられました。冷たいおしるこもあるので、夏でも楽しむことができます。営業時間は10:00~16:00、不定休なので最新情報をチェックしてから行ってみてください。

北海道・洞爺湖の美しい景色に癒されよう!

円形の湖や中島、上質な源泉がある温泉街、半年間行われるロングラン花火大会など、特徴的な観光スポットやイベントが満載の洞爺湖。ジオパークやヘリコプターなど他の観光地とは一味違った体験ができ、子供が楽しめるプランやファミリー向けの施設も多くあります。ペットと宿泊できる旅館があるのも、嬉しいポイントではないでしょうか。火山と共生してきた人々の知恵や大自然の恩恵を感じながら、心身ともにリフレッシュしましょう!

https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/niseko/kw/%E6%B4%9E%E7%88%BA%E6%B9%96/

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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